車両盗難の手口は、最近ますます巧妙で悪質になってきています。なので、その対策をするセキュリティパーツも見極めが必要です。しかも、最近は新車の納車に時間がかかり、アフターパーツの納期も遅れているだけに、盗難に遭った場合に「もう一度同じ車両を創る」というのが困難になっています。ですから、大切な愛車は確かなセキュリティでしっかり守っていかなければなりません。
最近増えつつある犯罪が、「CANインベーダー」。これは、車両のCAN信号に特殊な機械を接続することで車両のコンピューターに侵入する手口です。このことでロック解除やエンジン始動が行えるため、車両盗難に遭ってしまうのです。しかも、このCAN信号がアクセスしやすい箇所に設置されている車両が多いため、この手口が増加しています。
そうした現状をふまえ、サンヤードでは「AUTHOR ALARM(オーサーアラーム)」プランドの製品をオススメしています。オーサーアラームはロシア製の高性能なセキュリティで、CANインベーダー対策に有効な「IGLA2+(イグラツープラス)」がメイン製品となります。
この製品の特徴は、製品に付属の「キーフォブ(下の写真)」を持っていないと、エンジンをかけてもシフトをDレンジに入れた時点でエンジンが停止してしまい、再びエンジンを始動することができないというもの。
つまり、CANインベーダーでコンピューターに侵入されたとしても、エンジンをかけられて車両を盗まれるということがなくなる、という仕組みなんです。
キーフォブさえあれば、エンジン始動後に自動的に認証が行われてセキュリティが解除されるため、乗り降りの際にオーナー様自身で特別な操作をする必要ないため、とても便利なんです。
さらに、キーフォブがなくても、あらかじめ決めた動作(クルーズコントロールボタンを何回押すとか、ステアリングスイッチのボリュームボタンを何回押すなど)をすることで、認証を行うこともできます。
具体的には、オーナー様ご自身が乗り込む場合と、万一犯人にエンジンをかけられてしまった場合とで、状況を比較してみました。
< オーナー様自身が乗り込む場合 >
①エンジン始動
②キーフォブ自動認証 or あらかじめ決めた動作を行う
③セキュリティ解除
< 犯人にエンジンをかけられてしまった場合 >
①エンジン始動
②認証されない
③シフトチェンジ
④エンジンが停止し、再びエンジンをかけられない
アラームが鳴るセキュリティが一般的ですが、住宅街などでけたたましい音でアラームが鳴り響くと困る…という方も多いと思います。この「IGLA2+(イグラツープラス)」は、アラームが鳴ることなく愛車の盗難を防止してくれるのが特徴です。
オーサーアラームの製品は、まずこの「IGLA2+(イグラツープラス)」がベースとなります。さらにセキュリティ効果を高めたいなら、同ブランドの別アイテムを合わせて装着することで、機能を拡張することも可能となります。
そちらについては別のブログでご紹介します。
YouTube「サンヤードチャンネル」では、オーサーアラームについての解説をしていますので、そちらもご覧ください。
サンヤードでは、日々多数の車両にオーサーアラーム製品の取り付けを行っています。取り付け工賃につきましては、車種により異なりますのでお気軽にご相談ください。
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